メッコールのふる里 チョヂョン鉱泉水(2005.4)
 
忠清北道清原郡内秀邑牛山里
 
自称・世界三大鉱泉水。
天然炭酸泉を活かしたメッコールの工場や、
炭酸温泉の施設が建ち並んでいる。
 
 
 
メッコール・ファンの間で長い間ナゾとされてきた
「世界三大名水のひとつチョヂョン鉱泉水」(缶記載の文より)。
 
実際に訪れてみると、
入口に「世界三大鉱泉 椒井(チョヂョン)」の碑が建ち、
その奥にメッコール(一和)の工場がそびえるという、
想像以上にベタな光景が広がっていた。
 
しかも碑文によれば、なんと日本統治期に日本人が
「世界三大霊泉」のひとつだと評価したそうであり、
当時、皇室にもチョヂョン鉱泉水を献納したそうである。
 
 
 
 
メッコールのふる里、一和工場。
この工場では天然炭酸泉であるチョヂョン鉱泉水を利用し、
メッコールの他にサイダーやトニックウォーターの生産も行っている。
 
なお、地元の自治体によれば、世界三大鉱泉水の残りの2つは、
アメリカのシャスタ鉱泉水、イギリスのナポリナス鉱泉水だそうである。
 
ググッて見た結果、シャスタの方はかなりメジャーなようであるが、
ナポリナスは全くひっかからない。
ナポリナス鉱泉水について情報をお持ちの方はメール下さい。
 
 
 
チョヂョン鉱泉水は各種ミネラルを豊富に含んだ健康に良い水として知られており、
朝鮮王朝時代には、世宗大王(1万ウォン札の人)がこの地を訪れ、
眼病と皮膚病を治したという記録があるほど。
 
写真は世宗大王の行幸の様子を再現した像。
 
 
 
  
(左)朝鮮王朝時代のアガッシ達からも人気を博したチョヂョン鉱泉水。
(右)水汲み場では、チョヂョン鉱泉水を実際に試飲できる。
 
味の方は、
「味もなく、ぬるいのに、しっかり炭酸」。
かなり微妙…。
 
 
 
 

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