水営史蹟公園、25義勇壇(2004.1)
 
釜山市記念物第8号 左水営城址(1972年指定)
釜山広域市水営区水営洞
 
 
水営城南門(釜山市有形文化財第17号)
水営史蹟公園は朝鮮王朝時代、
慶尚左道水軍(ソウルから見て左側。右側は統営の三道水軍統制営)の
城が置かれた場所で、1895年まで水軍の根拠地として使用された。
写真の門は1692年に設置されたと推定されている。
また、200m程度離れた位置から移設されており、
現在は公園の正門の役割を果たしている。
 
 
門の左右に狛犬が置かれているのは、
倭寇を見張る城の任務を象徴的に示したものだそうで、
城門の左右に彫像を配置するのは他の地方に見られない特徴だという。
 
 
 
公園内の様子
子供とおじいさんがくつろぐ普通の公園。
南門と広場は子供、善政碑周辺はおじいさん、と
はっきり住み分けがされていたのが不思議。
 
 
 
また、公園内には国指定天然記念物の黒松(左)と椋(右)の木も。
 
 
 
25義勇壇(釜山市記念物第12号)
公園と隣接する敷地には、文禄慶長の役の緒戦で
慶尚左水使が城を捨てて逃げた後、
海陸で遊撃戦を行い、戦死した25人の兵士と住民を祭った祠。
左水営廃止後も現在まで祭祀が続けられている。
 
 
 
 

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